楽しく、森の蘇りにも貢献。
美しい森を、みんなで、取り戻しませんか?
森を蘇らせる、きらめ樹間伐とは?
「きらめ樹(皮むき)間伐」とは、巻き枯らし間伐(環状剥皮)を、
静岡県にある「NPO法人森の蘇り」がアレンジ・開発した手法です。
巻き枯らし間伐は、木が水や養分を循環させている樹皮を環状にカットすることで、
立ち枯れさせて間伐の効果を得る方法ですが、
立ち枯れた木は樹皮に虫がつきやすく、木材活用が難しいという難点がありました。
「きらめ樹間伐」は、樹皮を根本から上方まではがすことで、虫の問題を解決し、
木材としても活用していこうという試みです。
「きらめ樹間伐」をすると、その1年後。暗かった人工林は変化を始めます。
間伐された木は枝葉を落とし、地面に光が入り始めます。
光が入ることで、今まで眠っていた種が芽を出し、暗かった森に緑が戻ります。
芽吹いた草木は根を張って、大地の土をつかみ、水を貯め、
多くの生き物達の食べ物やすみかとなっていきます。
5年後地面は草木に豊かに覆われ、木の実を実らせます。
水や土を保つ力に加え、生き物を養う森の力を発揮しはじめます。
楽しい林業体験とは?
「きらめ樹間伐」は、チェーンソーなどの危険な機材を使用しません。
そのため、子ども・女性でも、気軽に楽しく間伐を体験することができます。
しかし、ただ楽しいだけではありません。
山・木・林業の現状や、どの木を間伐すべきかという選木方法など、
楽しみながら、学びの要素もたくさんあります。
山・木・林業のことを、気軽に知るキッカケに。
楽しく林業を体験できる、林業グリーンツーリズムを実施します。